ナイフショーを運営する

関アウトドアナイフ部会

関アウトドアナイフ部会

関アウトドアナイフ部会はポケットナイフ、アウトドアナイフ、包丁等のファクトリーメーカーの構成により平成7年4月6日設立しました。700有余年の伝統を誇る「関の刃物」の技術の伝承、後継者の育成を中心に、新技術の導入、デザイン開発、刃物鋼材の研究など実践しながら、国内外の刃物に関する情報収集と提供に努める一方、国内最大の「関アウトドアズナイフショー」の開催を毎年「関刃物まつり」に行い、商品のPR と国内外への販路拡張などを会員相互の連携と協調の中で進め、地域ブランド「関の刃物」構築に向け事業展開を行っています。

部会設立と歩み

1991年(平成3年)秋に坂井進様(当部会初代会長)、服部一郎様、尾上卓生様、行政からのサポートとして元関市長後藤昭夫様の4人の方が発起人として「伝統と進歩の融和」という理念のもと、その意志に賛同する仲間と共に4本の柱を立て関アウトドアナイフ部会を設立しました。

会員相互の親睦

技術の継承、情報の共有

「Made in Seki」の国内、及び海外への発信

「刃物は道具」正しい刃物の使い方の啓蒙活動

1993年(平成5年)上記の目的を達成する為に第一回「関アウトドアズナイフショー」が関文化会館小ホールにて10月12日、13日の両日開催し、日本国内より、25名のカスタムナイフメーカーの方々に出展して頂きました。ナイフショーでは来場者に日本の刃物の技術の高さ、デザインの良さを知って頂きナイフの魅力を広めることができました。又、積極的に海外カスタムナイフメーカーを受け入れることで、口コミにて海外にも広く「MadeinSeki」を発信して頂きました。2001年「SEKICUT」ブランドを立ち上げ、その年6月にアメリカアトランタブレードショーに出展するなど、積極的に関アウドドアズナイフショーのPRを行いました。

ナイフショーも回数を重ねるごとに広く海外にも認知され、アメリカ、ロシア、韓国、台湾、シンガポール、エストニア、イタリア、フランス、ポーランド、ハンガリー、スイス、中国といった国々から数多くの外国人バイヤーが来場するようになり、ナイフ以外の包丁などの刃物も注目されるようになりました。その結果現在では日本最大規模のナイフショーへと成長することが出来ました。

2008年(平成20年)9月より2011年(平成23年)7月までの3年間では、会員及び会員企業の従業員の技術向上の為に関商工会議所のもと、関市本町に「関の刃物工房」をオープンし「刃物技術の講習会」を実技と共に開催し、技術の継承、情報の共有をしております「。関アウトドアズナイフショー」のサポートや「関の刃物工房」の運営の為に部会員とは別に将来の刃物産業の担い育成集団チャレンジャークラブが有ります。

現在までに当部会員でご指導をして戴き亡くなられました坂井進様、石川敬唯様、福田登夫様、加藤守様、鈴木春巳様、尾上卓生様、清水桂市様、福山勝様に深く感謝をし、そのご意志を継承するもので有ります。

部会長からのご挨拶

令和6年度 会長 長谷川 智広

ホームページ上より、ご挨拶申し上げます。

日頃は、「関の刃物」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。関アウトドアナイフ部会は、刃物まつり主要事業として、関アウトドアズナイフショーを開催致します。

ナイフファンの皆様、ナイフショー会場に御来場いただいた多くの御客様のおかげと、深く感謝申し上げます。

私共、刃物業界におきましては、昨今の経済状況、不幸な事件等、明るい話題に乏しい中、刃物のまちの700有余年に及ぶ伝統を伝承しつつ、私共のコンセプト、「伝統と進歩の融和」のもと、5年、10年先を見据えさらに邁進する所存であります。今後とも、「関の刃物」、関アウトドアズナイフショーをご愛顧いただきますようお願い申し上げます。

ナイフショーでは、例年通り円空さんTシャツの販売、スペシャルセール、銘切りも企画しておりますので、皆様の御来場を心からお待ちしております。

来場者の皆様に喜んでいただけるようなイベント等を考えてまいりますの楽しみにしていてください

関アウトドアナイフ部会 会長 長谷川 智広

会員企業の紹介

令和6年 関アウトドアナイフ部会 会員名簿

役職名 氏名 企業名 電話 FAX
相談役 服部一郎 服部刃物(株) 0575-22-8545 0575-24-3865
相談役 坂井勇平 ガーバーサカイ(株) 0575-29-0311 0575-29-0352
会 長 長谷川智広 丸章工業(株) 0575-22-0259 0575-24-1438
副会長
(関アウトドアズナイフショー実行委員長)
石川 修 (株)石川刃物製作所 0575-22-9122  0575-24-5328
副会長
(関アウトドアズナイフショー実行委員長)
河村洋介  関兼次刃物(株) 0575-22-1731 0575-24-1590
副会長 福田一浩 福田刃物製作所 0575-22-0264 0575-24-3835
会 計 塚原佳人 三悦刃物(有) 0575-22-6666 0575-22-7962
書 記 松田菊男 (株)KIKU KNIVES 0575-48-0780 0575-48-0784
渉 外 吉田浩淳  (株)関菊水刃物  0575-22-4521 0575-24-3020
監 事 岩原勝秀 (株)ケンクレスト 0575-38-3019 0575-25-2699
部会員 中田卓朗 モキナイフ(株) 0575-22-4185 0575-24-5306
部会員 奥田光雄 奥田刃物(株) 0575-22-0591 0575-22-0592
部会員 稲垣文雄 稲垣ナイフ工房 0575-22-9477  
部会員 末武春夫 末武刃物製作所 0575-22-2251  
部会員 中村誠一 ナイフ工房 継 0575-22-7436  
部会員 福山 豊 福山ナイフ製作所 0575-22-1755 0575-22-7429
部会員 今井英吾 ガーバーサカイ(株) 0575-29-0311 0575-29-0352
部会員 寺田忠生 アトリエトマス合同会社 0575-36-4184  
部会員 神谷侑太 (株)大野ナイフ製作所 0575-22-3448 0575-24-5122
デザイン 山田洋勝 デザインワークス クロッシング 0575-22-9275 0575-22-9286
スクロールできます
スクロールできます

伝統と信頼の地域ブランド 関の刃物

関の刃物ロゴ

地域ビジネスの構築・保護を目的に、経済産業省の外局にあたる特許庁が定める地域団体商標制度において、「関の刃物」は地域ブランドの認可を受けました。これは「関の刃物」が、地域の産品として全国に広く周知されていることが審査で認められたもので、これにより地域団体商標「関の刃物」として商標登録が可能になりました。鎌倉時代末期より800年余り、関の刃物は品質向上への歴史を刻んできました。そして“伝統の技”として、その技術を累代受け継いできたのです。関の刃物がこれほどまでに認知されたのは、ユーザーの所期に応じ続けた歴史であり、現在に到る信頼の連鎖と言えます。いま関の刃物ブランドでは、継承された匠の熟練と最新の機械工学の英知が融合して、機能性、デザイン性、耐久性において、更なる品質向上を遂げています。確固たる技術に裏付けされた品質管理。徹底したクォリティ・インプルーブメントによって、新時代の刃物を創造しています。「関の刃物」、それは関の刃物ブランドの未来への指針であり、そこで働く者の強い意志の証です。

ナイフ部会キャラクター

関の円空さん

関の円空さんロゴ

関アウトドアナイフ部会のマスコットキャラクター「関の円空さん」です。諸般の事情を巡る厳しい話題の中、人々の幸せを願い、彫り続けた円空さんの優しい心を、合掌している可愛いキャラクターにより、青少年に刃物の安全な使い方を積極的に啓発推進することとともに、刃物観光大使として関の誇る地域ブランドを啓蒙していくことを刃物のまち関から全国に発信して行きます。

円空さんTシャツ

関アウトドアナイフ部会では、刃物は生活の貴重な道具であることを全国の皆様に情報発信する啓蒙活動と、地域ブランド「関の刃物」の認知度を上げるためのPR活動の一環として、マスコットキャラクター「円空さん」と「関の刃物」のロゴを入れた限定Tシャツを作成しました。

Tシャツの金額は税込2,000円です。

みなさま、ぜひお買い求めください!